今月はじめ、通っていたスポーツクラブでおばさんが、
「明日からとうとう休館らしいよ。明日から何したらいいか分からないし、どうしよう。」と話しかけてきた。
「そうなんですか。いつまでになるか分からないし嫌ですね。」と返した。
ロッカールームを出る時に同じおばさんが
「さっき友達が教えてくれたけど、やっぱり営業だって!良かった〜。」と、わざわざ訂正しに来てくれた。
受付でチェックアウトをした際、『明日より緊急事態宣言を受け臨時休業』の貼り紙を見て、
『おばちゃん、またガッカリせなあかんな、、、。』と思いながら帰った。
わずか30分ほどで2転3転したのは、スポーツクラブが出す情報がコロコロ変わったのではなく、おそらくおばさんの情報源が異なるせいだろう。
そしてふと、小学生の頃に書いた読書感想文が、ついついあらすじになってしまうのを思い出した。
「そうじゃなくって、自分はどう思ったか、自分ならどうするかを書かないと。」と、消しゴムで消しては書き、書いては消しを繰り返した。
そうか、あれは練習だったんだ。
情報を丸呑みするんではなく、自分はどう判断するか、こういう時のための訓練だったんだ。
手垢の付いた言葉だけど、今は情報が溢れている。
特に今年に入って「〜べき」が飛び交い、どんな情報を掴むかで、個人の行動や思想は変わってしまう。
でも自分で判断するとなると、その情報は信用できるか否か、ちょっと慎重になるかもしれない。
と、大袈裟に書いてしまったけど、病院で働く人をおもえば私の「〜べき」など限られたものだ。
「1945年 第2次世界大戦 終戦」と同じ真っ赤な太字で
「2020年 新型コロナウイルス蔓延」の中にいる私たち、
工夫と思いやりで乗り切ろうぜ。
2020年04月18日
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